クリニック紹介
院内の風景
医療機器・設備
超音波装置(エコー)

近年、エコー機器の携帯化と高精度化がすすみ、診察時には聴診器や血圧計、酸素飽和度測定器などとともに欠かせない診察道具となってきました。このようなエコー診療をpoint-of-care ultrasound(POCUS)と呼び、欧米を中心に、救急領域において. POCUS に関するガイドラインの整備が進められています。当クリニックでは便秘の管理、心臓の動きのチェックなどについて、往診でも使えて手軽なエコー機器を導入し、診療の一つの軸にしています。
心電図(ECG)測定器

胸痛は成長期思春期によくある訴えです。胸痛で心臓が問題となることは少ないですが、心臓に問題がないことを確認するのは大切です。また気分不快や頭痛などの原因として、不整脈は少なくない原因です。家族性の不整脈で致死的になるものもあります。当クリニックでは、往診時も使用可能な心電図で、臨機応変に対応できるようにしています。
処置室

処置室です。
吸入器(ネブライザー)や点滴をするためのベットや点滴用具、急変に対応する救急カートなど、小さなお子さんを中心に中高生の治療も可能な設備を整えております。
また、医療用具は一般の消毒およびオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を用いた完全滅菌を使い分けて2次感染予防を徹底しております。健診用の体重計・身長計も備えております。
血液検査装置

発熱が何日も続く場合があります。その場合でも、必ずしも抗生剤が必要(細菌感染)ではありません。
どのような体の状態か?を知ることは、抗生剤の有無や入院治療の必要性を判断するのに大事なことです。当クリニックでは、さまざまなウイルスや溶連菌などの迅速検査キットに加え、炎症の程度(白血球数やCRP値)を迅速に計測し、数分で結果が確認できるようにしています。血管からの静脈採血ではなく、小さなお子さんでもお母さん抱っこのまま指をつかって採血できます。
授乳中のお母さんの貧血の程度もその場で確認できます。
なお緊急性の低い、アレルギーの抗体検査や特殊な検査は外注となり、約1日~7日かかります。
遠心機+プロカルシトニンキット
血液検査装置で炎症反応が高い場合など細菌の培養検査をしなければならないことがあります。しかし、培養検査は何日もかかりますので、抗生剤が必要かどうか?、抗生剤のどれを選択したらよいか?、点滴で投与すべきか?などは培養検査確認前に判断しなければなりません。特に血液に細菌が入り込む菌血症の場合は、緊急を要する場合が少なくありません。これにはプロカルシトニンというホルモンの検査が役に立つことが知られています。採血したのちに、遠心機で血清を分離して測定します。
ネブライザー(吸入器)

薬を霧状にして、吸入して喉、気管支や肺などの病気や疾患の治療に用いる医療機器です。
吸入中は動けないのでお子さんは退屈してしまいますが、壁絵のそばで、絵本やiPadなどをつかってお母さんと過ごしていただくことで、少しでも楽しくできるようにしています。
吸入器のチューブ使用後はオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を用いて、完全滅菌・殺菌を行いますのでご安心ください。
呼気NO測定器

喘息は、気道の慢性炎症で起こります。この炎症は特徴的で、急性に起こるウイルスや細菌などの感染症による気管支炎とは異なり、好酸球性炎症と言われます。
この炎症では、一酸化窒素(NO)産生酵素がたくさん作られ、NOの気道中濃度が高くなることがわかっています。そのため気道中のNOを測定することで、喘息かどうかを診断することができます。一定の気流速度になるように息をはき続けることでNO濃度を測定しますが、これがなかなか難しいため、6歳くらいからが対象となる検査になります。
スパイロメーター

喘息では、気道炎症のため、気管支の中が狭くなり、呼吸する能力が低下します。当クリニックでは、普段の管理には患者さん自身で行うピークフローメーターという簡単な呼気流量の測定を用いていますが、クリニック内では、より詳しい気道状況をみるために呼吸機能を測定するスパイロメーターを導入しています。
SpO2モニター

子どもの感染症で最も多いのは、呼吸器感染症です。そのため血液の中の酸素の量や心臓の動き(の速さ)は非常に大切な診察上の所見になります。これに対して大きな武器がSpO2モニターです。また少し精度の高い機器をつかって、睡眠時無呼吸症候群のスクリーニングも積極的に行っています。
乳児用体重計

処方薬の用量の算出や乳幼児健診時の発達評価の際の体重計測に使用します。
発達検査

はやりの感染症などを除き、喘息や便秘、頭痛などの慢性の症状については、心理的な影響が少なくありません。これらの症状や疾患に対しての標準治療ガイドラインでは心理アプローチがすでに組み込まれています。当クリニックでは臨床心理士と連携し診療にあたっています。2019年6月からは発達相談の一環として発達検査も行っています。
6月 | ||||||
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
29 診 療 | 30 診 療 | 31 診 療 | 01 午後休 | 02 診 療 | 03 午後休 | 04 休 診 |
05 診 療 | 06 診 療 | 07 診 療 | 08 午後休 | 09 診 療 | 10 午後休 | 11 休 診 |
12 診 療 | 13 診 療 | 14 診 療 | 15 午後休 | 16 診 療 | 17 午後休 | 18 休 診 |
19 診 療 | 20 診 療 | 21 診 療 | 22 午後休 | 23 診 療 | 24 午後休 | 25 休 診 |
26 診 療 | 27 診 療 | 28 診 療 | 29 午後休 | 30 診 療 | 01 午後休 | 02 休 診 |
午前のみ診療 往診のみ(10時~12時)オンライン診療のみ
診療科目 | 小児科・アレルギー科 |
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所在地 |
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電話 | 03-5493-5252 03-5493-5252 |
アクセス | 京浜急行「大森町」駅徒歩10分 JR大森駅方面または、蒲田駅方面からのバスルート有 |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 | |
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① | ||||||||
午前(通常診療) 8:30~12:30 |
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② | ||||||||
予防接種、乳児健診 (予約制) 14:00~16:00 |
〇 | 〇 | 〇 | / | 〇 | / | / | |
午後(通常診療) 16:00~18:00 |
〇 | 〇 | 〇 | / | 〇 | / | / | |
往診 18:30~20:00 (最長22時) |
〇 | 〇 | 〇 | / | 〇 | / | 07:00~12:00 | |
発熱外来:①8:00~8:30 ②12:30~13:00 木曜日・土曜日は①の時間帯のみ。 |
- ふじみクリニックは「かかりつけ機能」を有する診療所です。
- かかりつけの方に、診療時間外でも相談いただけるように、休日診療への参加、病院との連携(大森日赤など)の他、緊急時の電話・LINE相談対応の他、下記の往診、夜外来を設けています。
往診
- 月、火、水、金は18:30~、1、2枠(予約は17時45分まで)となります。また日曜・祝日は10時~12時(予約は10時まで)に往診を行っています。「往診のお知らせ」で前日土曜日に掲示いたします。なお、往診地域はクリニック所在の大田区と事務所のある港区です。
- 急な発熱、体調不良等ご相談ください。
- 訪問時はお子さんだけでなく、インフルエンザなど急性疾患についてはご家族の方の診断・治療もいたします
- 東京都内で幼児・小児に対しての区の医療券をお持ちの方は往診の場合にも使用いただけますが、交通費(一律1000円)のみ費用が掛かります。Web予約もしくは電話(03-5493-525203-5493-5252)にお問い合わせください。人数に限りがありますので、要請が多い場合、かかりつけの方を優先に往診させていただきます。
発熱外来
- 発熱外来はかかりつけのお子さん、そのご家族が、新型コロナ感染の可能性がある、濃厚接触したなどの場合に受診いただく外来枠です(成人家族に発熱、長引く風邪症状がなく、お子さんの発熱・風邪症状の場合は通常診療を受診いただけます)。
- 発熱外来は随時行なっておりますが、専用時間帯は従来の診療時間の前後の①8:00~8:30、②12:30~13:00の2つの時間帯です。
COVID19感染が強く疑われる方は、できるだけこの時間帯に受診ください。なお、この時間帯については、必ず電話で相談してからWeb予約の上ご来院ください。 - 発熱外来専用時間帯は月曜日~水曜日と金曜日は①、②の時間帯で行います。木曜日・土曜日は①のみです。
- 発熱外来では、通常外来では行わない、迅速抗原検査やPCR検査を必要に応じて行います(土曜日は迅速抗原検査のみです)。